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吉本 瑛里子 YOSHIMOTO Eriko 新卒採用
2020年入社
機械設備設計
大学在学中に建築環境分野に興味を持ち、大学院では「行動変容」を研究テーマに。コロナ禍に久米設計に入社。現在は、オフィスやホテル、スポーツセンターの設計に携わる。
CHAPTER
一つひとつ積み重ねた経験が、
揺るがない土台
大学在学中にZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)を知ったことをきっかけに、建築環境分野に興味を持ち、大学院では人の行動を変えることで省エネ・省CO₂を目指す「行動変容」について研究しました。その中で人が滞在する空間の設計に携わりたいと感じ、設備設計者を志すようになりました。
入社してしばらくは、オフィスビルの案件で一つひとつ経験を重ね、今はこれまでの学びを生かしながら、ホテルやスポーツセンターなど3、4件のプロジェクトに関わっています。今でも初めて取り組むことや勉強からスタートすることがありますが、これまで積み上げた土台があるからこそ、様々な可能性を柔軟に考えることができていると思います。
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既成概念に囚われず、
ないなら作る!の精神で
入社2年目の後半に携わったオフィスビルの設計で目指したのは、意匠性にも配慮した設備設計。オフィスで働く人にとってできるだけ心地よい環境を実現するために、快適性や気流感だけではなく、デザイン的にも天井に馴染む新たな空調の吹出口を開発しました。
これは、私ひとりの力でできたことではなく、チャレンジできる環境や周囲の協力があったから実現できたこと。
入社当初は先輩方の真似をすることで精一杯でしたが、今は設計の中にひとつでも自分なりのこだわりや変化を入れるように心がけています。
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自分らしく発想を広げるために
時間を確保する
私が目指しているのは、設備システムが建築デザインに上手く統合されている、調和している設計です。久米設計が掲げる「デザインと技術の融合」を、機械設備でも提案していけたらと思っています。そのために、限られた勤務時間をやるべき作業だけに費やすのでなく、いかにしてリサーチをしたりアイデアを広げたりする時間を十分に確保するかが課題。タスクリストを作ってやるべきことを見える化し、追加作業も含めて優先順位を見直しながら取り組むことで、少しずつ時間は取れるようになってきましたが、まだまだ上司の時間の使い方や仕事の進め方に学ぶ日々です。
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とある1日のスケジュールとオフの1日
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学生へのメッセージ
在学中は、今取り組んでいる研究を一生懸命にやることがおすすめ。興味のある分野を突き詰めることで、そこから広がる世界がありますし、それが個性や自信にも繋がります。
研究してきたことが設計に生かされるという可能性も十分にありますよ。