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横山 知余子 YOKOYAMA Chiyoko キャリア採用
2022年入社
プロジェクトマネジメント
大学院卒業後、組織設計事務所にて意匠設計を担当。夫の転勤のためアメリカへ。帰国後、内装デザイン・インテリアデザインを数年経験した後、久米設計に転職。二児の母でもある。
CHAPTER
俯瞰で見て笑顔で旗を振り、
チームを牽引する
プロジェクトマネジメントは、プロジェクトの立ち上げから完成まで、クライアントに寄り添い対話しながら伴走していく仕事。その業務は、要望の汲み取り、段取り、スケジュール管理など多岐に渡ります。
私たちが関わるいわば〝川上〟の段階は、進むべき道すら見えていないことがしばしばですが、さまざまなセクションのプロに声をかけ、知識と工夫とセンスが集結した時、さっきまで見えていなかった道がスッと見えてくることがあります。俯瞰でプロジェクトを見つめる中でそんな瞬間を目の当たりにすると、なんだかワクワクしてしまうのです。
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設計経験があるからできる
心配りと動き方がある
プロジェクトマネジメントと設計は全く違う仕事ですが、クライアントの要望を丁寧に吸い上げ、それを解き整理して設計者に伝えるには、設計の知識は必要不可欠。設計の仕事はもちろん、苦労や気持ちも理解できるからこそ、リスペクトを忘れず、伝え方にも心を配ります。
転職して間もない頃は、自分で設計したくなってしまうかな、なんて懸念していたのですが、とんでもない。やるべきことも活躍できるシーンもたくさんあって、設計とは一味違う大きなやりがいを感じています。痒いところに手が届き、チームを底上げできる存在になりたいですね。

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伝えるために、
その都度模索し工夫する
この仕事は、聞き上手であることが重要ですが、同時に伝え上手であることも大切。プレゼン資料も作り方ひとつで、伝わり方が変わります。
プロジェクト初期の資料は、文字情報が多め。少しでも読みにくさがあると伝わる前に疲れてしまうので、気持ちよく読める書体や行間を考えてレイアウトします。雑誌から参考になりそうなページを探すのも、すっかり趣味(笑)。この仕事はどのプロセスもマニュアル通りにいかないので、道を探る醍醐味があります。だからか部署はベンチャー企業感があって、その独特の雰囲気が私は好きなのです。
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とある1日のスケジュールとオフの1日
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学生へのメッセージ
建築というと、絵を描いて形を作ることだけが設計だと思ってしまうのですが、束ねて進めていくことも設計の一部だと、この仕事をしてあらためて感じています。プロジェクトマネジメントは、経験の全てを栄養にしつつ、常に新鮮な気持ちで取り組める仕事だと思います。
