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早坂 駿 HAYASAKA Shun 新卒採用
2016年入社
都市開発部門
建築意匠を専攻していた大学時代に街に関心があることに気づき、都市開発を志望。現在はリゾート開発や都内大規模開発など、幅広く都市開発に携わる。地図アプリに頼らず目的地を目指して歩くのが好き。
CHAPTER
これまでを知り、
これからを見つめる
都市開発は、白紙の上に描くものではありません。これまでの歴史や人の流れが存在するところに新たな計画を乗せていく。そこが難しいところであり、おもしろいところでもあります。街に新しい風が吹き人の流れが変われば、経済の流れも変わります。10年20年と長い年月を要しますが、それだけ影響力も大きい仕事です。
各地で再開発が進む昨今、オフィスや商業といった低解像度で街を眺めていては、似通った雰囲気の街しか生まれてきません。いい街だなと思った時に、その構成要素を細かく紐解き、課題解決も含めて言語化できるようにしていきたいと思っています。
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設計チームと進めるから
できることがある
都市計画と一言で言っても様々で、広場など街の構成要素から建物の外形を決めていくこともあれば、建物にどのような用途を入れるかを決めることもあります。
「広場や用途」の在り方と「建物」どちらが先行しても良い街はできません。その点では、設計と一緒に進めていけるのが久米設計の良さ。都市計画チームと設計チームはオフィスでも近い位置で仕事をしているので、同じプロジェクトで動いている時はとても心強く感じます。常に知見を貯めながら課題を解いているようなところがあるので、互いに先入観や熟れ感なくチャレンジングな提案ができているのもいいところです。
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データだけでなく、
体感でも街を理解したい
日々情報を集め、数字も含め様々な角度から街を分析しています。今の時代、オンラインでいくらでも情報を得ることができますが、そこで“良いと言われているムード”のようなものに引っ張られてしまうのは危険。知見としては、足を運び、自分の目で見て感じたり、街の人に会って話を聞いたりすることにこそ、情報の価値があると思うのです。
空間の感じ方もそこまでに至る体験によって、開放感や窮屈感などが変わります。自分をそこに置いて体感としてどう感じたかを検証することも、大切にしたいと思っています。
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とある1日のスケジュールとオフの1日
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学生へのメッセージ
私は意匠設計を専攻し、建築を設計することが将来の唯一の目標だと思っていたこともありました。しかしある時、建物のデザインそのものよりも、「魅力的な街」を構成する要素としての建築に興味があることに気づき、都市開発を目指すに至りました。
自分が何を専攻したかという固定概念に囚われず、まっさらな気持ちで自分のやりたいことを見つめ直してみるのもいいかもしれません。