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魚本 大地 UOMOTO Daichi 新卒採用
2009年入社
意匠設計
入社以降、国内外の支社や現場への常駐など、様々な場所での仕事を経験。家族の転職を機に山形県鶴岡市と東京での2拠点生活をはじめる。4児の父。
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気づきを得る経験と
働くための環境を考えて
久米設計の本社は、陽の光が差し込むアトリウムがあったり、すぐ近くに川が流れていたりします。都会にいながら自然を身近に感じることができる環境が気に入ったのと、公共的な施設を数多く手がけているところに興味を持って志望しました。
学生時代は、異文化の国外に1、2ヶ月間滞在するというのを繰り返していました。それは、考えもつかないようなことに積極的に触れるため。今は当時のように海外に滞在することは難しいので、知らない場所を訪れたり、あえて他者と一緒に過ごしたりすることで、気づきを得ています。
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多くの人と関わり
信頼し合いながら作り上げる喜び
プロジェクトは、はじめは事業主や設計者など少人数が中心となって進んでいきますが、次第に関係者が増えていき、最終的に完成する頃には何千人という人が関わっています。その完成と実際に人々に使われることを、共に考え・手を動かしてきた仲間たちとグルーヴ感を持って喜びを分かち合えるのが、最も楽しい瞬間です。多くの人が関わる分、心をひとつにするのは簡単なことではありませんが、一緒に取り組む人たちをいかに信頼できるか、そして自分を信頼してもらうことができるかが鍵だと思っています。
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暮らしと働き方を開拓し、
地方で得た新たな視点を強みに
妻の転職をきっかけに、2018年より山形県鶴岡市へ移住し、東京との2拠点生活をしています。現在は、プロジェクトや家族の状況によって東京に滞在するタイミングを決めて、鶴岡の自宅でも作業や打合せを進めながら、各地を出張で巡る働き方をしています。社内では前例のない働き方ですし、実際大変なこともありますが、周りの方々の理解と助けを得ながら道を切り開いていっている感じです。
海も山も近く、厳しくも美しい自然と美味しい食べ物が豊富な山形での暮らしは、生活の豊かさだけでなく、仕事にも良い影響を及ぼしています。地方都市が抱える課題や可能性について相対的な視点とリアリティを持って考えられるようになったことで、クライアントに意見を求められることもしばしば。生活と仕事が地続きにあるような今の働き方は、私には向いているようです。
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とある1日のスケジュールとオフの1日
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学生へのメッセージ
就職活動でも仕事をする時も、自分を作り込まずにありのままであることや素直に自分を表現することが、とても大切だと思います。
それによって、プロジェクトの方向性やチームの関係性が導かれるということはありますし、建築には関わった人の性格や人間性のようなものが必ず表れますから。