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Message

空間デザインをしている意識で、意匠を生かす設備と照明を提案したい。

前 博之 MAE Hiroshi 新卒採用

2013年入社
電気設備設計

建築学科で学ぶ中、被災地に仮設照明を設置するプロジェクトに参加。そこで照明の重要性に気づき電気設備設計の道へ。入社3年目から大規模再開発案件のメイン担当に。設計から現場常駐までを経験。

CHAPTER

あらゆるシーンと
人の動きを想像しながら

電気設備設計者は、照明やコンセント、LAN、カードリーダーなど、すべての電気設備を設計します。用途によって必要なものや必要な場所が異なるため、利用者がどう動くのか、どんなシチュエーションが考えられるのかなど、使い勝手を具体的に想像しながら設計する必要があります。

昨今、ホテルは特に多機能になりすぎて、スイッチの数が多くなってしまうケースもあるので、説明なく感覚的に操作をしてもらうにはどうしたらいいかも考えながらプランを検討しています。クライアントが想定する“一歩先”の、気が利いた提案をしたいですね。

CHAPTER

空間デザインの一部を
担っている意識で

コンセントやカードリーダーなど、パーツ自体はバリエーションが豊富。面積が小さく空間の中ではちょっとしたものであったとしても、何を選ぶかが空間デザインに大きく影響するので、いかに広い視野で全体を捉えているかが大切です。

照明も意匠設計者と対話を重ねながら細部まで理解し、意匠をより生かすような灯りや照らし方を提案したいと思っています。照明は、空間の印象や居心地の良さ、人の行動にも大きく関わるところ。だから、電気設備を設計しているというのではなく、空間をデザインしているという意識で取り組んでいます。

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伝統的な環境に感謝し、
それを守る努力を

プロジェクトを進める上で、各分野の担当者がイニシアチブをしっかり持っていて、お互いの意見を尊重しながらフラットに提案できる関係性は、久米設計の伝統的な特徴。先輩たちが長い月日の中で脈々と作り上げてきた環境があるおかげで、今私たちは他部署とも混じり合いながら、伸び伸びと設計をすることができている気がします。

久米設計は個性豊かな集合体ですが、その個性はぶつかるのではなく、むしろ融合していいチームワークを作っています。管理職になった今、発言しやすいこの環境を守り、先輩の技術力を継承しつつ若手を活性化して、強いチームを作りたいですね。

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とある1日のスケジュールとオフの1日

とある1日

9:00 出社・コーヒー
9:30 メールチェック・返信
10:00 アリーナPJの設計定例@WEB
12:00 会社のアトリウムでランチ
13:00 ホテルPJ社内打合せ
14:00 設計・検討(集中作業)
16:30 照明メーカー研修
20:00 部のメンバーとK-loungeで意見交換(飲み会)

オフの1日

メンテナンスしながら大切に乗っているシングルギアの愛車で、多摩川あたりを走ってリフレッシュ。目的地に向かう手段ではなく、ペダルを踏んで走ることをシンプルに楽しんでいます。

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学生へのメッセージ

自分の感性を信じて、飛び込んでみよう

「楽しそう」とか「好き」という感性は大事だと思っています。一見、大学での研究や将来の仕事に関係なさそうに思えても、そこに飛び込んでみることで見えてくる世界があったり、原動力になったりすることがあります。ぜひ、赴くままに足を運んだり掘り下げたりしてみてください。

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