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佐藤 亮介 SATO Ryosuke 新卒採用
2016年入社
コストマネジメント
大学院までは、構造を専攻。OBがコストマネジメントの仕事に就いたことをきっかけに興味を持ち、応募に踏み切った。2児の父として、育児にも積極的に取り組む。
CHAPTER
アンテナを張り、
広く繊細に先を読む
コストマネジメントは、コスト面からアプローチをして設計の最適化や予算の適正化を計りながらプロジェクトを実現に導く仕事です。
設計前の川上から施工が進む川下まで継続的にコストコントロールを行うわけですが、その長い期間の中で、世界的なエネルギー不足や職人不足、資材の高騰など、さまざまな要因でコストの見直しが余儀なくされることもしばしば。
予測できないところがこの仕事の難しさですが、アンテナを張り、広く世の中を見て先読みしながら数字と向き合うところが、醍醐味であり腕の見せ所でもあります。
CHAPTER
プロジェクトを
共に進めている意識で
どんなに意匠性や機能性が優れた設計でも、予算に合わなかったら実現は不可能ですし、コストの分析や検証結果でプロジェクトの方向性が決まることもあります。ですから、常にプロジェクトの一員として、「実現に導く鍵を握っている」という意識で取り組んでいます。
また、物価上昇も激しいここ数年は、設計者に同行し説明をすることも増えました。クライアントがどういうところに疑問を持つのかを想像し、実績のデータベースを活用しながら根拠になるデータを用意するなど、相手の立場に立って真摯に向き合うようにしています。
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柔軟でメリハリのある
働き方を
常に複数の案件が同時進行し、突発的に対応すべきことも起こります。そのため、日々のスケジュール管理が肝。毎朝、部内で一人ひとりの進捗状況を共有する時間を持つことで、チームとしても動きやすくなり、自分のタスクも整理しやすくなりました。
家庭を持ってからは、子どもの世話を積極的にしたいと思い、週2回程の在宅を取り入れながらメリハリのある仕事の仕方を心がけています。そして、もうすぐ第2子が生まれるので育休を取るところ。仕事に情熱を注ぎながら、家庭第一でもいられる久米設計の環境が、私には合っています。
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とある1日のスケジュールとオフの1日
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学生へのメッセージ
大学時代の専攻は、構造でした。数字を見て結果を分析するところは、構造とコストの共通点。研究で培った経験や知識、エクセルの操作も、とても役立っています。専攻は問わず、大学時代に学んだことがこの職種に繋がる瞬間は必ずあると思います。